墨堤(ぼくて)さくら。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
最近は、すっかり暖かくなり暑いな〜と思う事もしばしば。
本日は、「墨堤の桜」について少しお話させて頂こうかと思います。
お写真は、今年のお花見でのものです。
隅田川沿いに続く桜並木が綺麗だなと、歩きながら屋形船の上からどちら側でも楽しめるそんな風景ですよね。
タイトルにもある「墨堤」というのは、隅田川の土手のことだそうです。
日本さくらの名所100選にも選ばれている「隅田川の千本桜」。
始まりは、江戸時代という事で長く人々の間で親しまれ愛されてきた桜の木々です。
お着物姿が普段着だった時代、この桜の下でお花見を楽しまれていたんだなんて感慨深いものがあります。
たくさんの見物客が毎年たくさん訪れるということから、堤防を踏み固めてもらう効果を期待したとも言われていますよね。
踏み固められる程の人々が…当時から訪れている事にも驚きです。
やはり、桜というお花は、日本人にとって特別なものなのですね。